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【アニメ】幼女戦記~The Saga of Tanya the Evil~


本日は「幼女戦記~The Saga of Tanya the Evil~」について紹介していきます!

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公式HP”http://youjo-senki.jp/tv/”より引用


◆あらすじ◆

統一暦1923年6月。
金髪碧眼の幼女、ターニャ・デグレチャフは帝国軍士官学校の最終課程、
部隊勤務の一環として北方軍管区ノルデン戦区の第三哨戒線で研修に励んでいた。
航空魔導師として輝かしいキャリアを踏み出すための第一歩である研修は
何事もなく無事に終わるはずだった。

しかし事態は思わぬ方向へ転がっていく。
協商連合の越境侵犯をきっかけに帝国と協商連合は戦争状態に突入。
戦時体制への移行に伴い、観測任務が割り当てられるも、
協商連合軍による奇襲が発生し、
ターニャは敵の魔導師中隊と単独で交戦しなければならない事態に陥ってしまう。
多勢に無勢で味方が到着するまで持ちこたえることなどできるわけもなく、
しかし逃げようものなら敵前逃亡で死罪は免れないという絶望的な状況。
何としても生き延び、上層部に対して最善を尽くしたとアピールするため、
ターニャはとある作戦に打って出るのだが……。

“其れは、幼女の皮をかぶった化物――。”

(「幼女戦記」アニメ公式サイトより)

 


◆所感◆

「幼女」戦記って名前にとっっっっても損してるなーってアニメです。
僕自身もこのタイトルで勝手に萌え萌え系アニメだと思って
手を出さないようにしてたんですけど、PVみて、OP聞いて
ゴリゴリにかっけーアニメじゃん!!!ってなりました。
アニメ全話と劇場版も見たんですけど、早く2期こいって
今一番思ってるアニメです!!!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*この先ネタバレを含みます


◆はじまり◆

主人公ターニャ・デグレチャフは貧しい暮らしから抜け出すため
帝国軍への入隊を志願する。魔道適正があった彼女は幼くして
士官学校へ進み、わずか9歳で将校となる。そんな彼女であったが
その中身は前世で会社の後輩に線路に突き落とされたサラリーマンで
あった。リアリストである彼女(彼)は、軍で栄達したうえで
安全な後方勤務を望んでいたが、現実としては帝国が抱える戦線の
中でも一番危険とされる「ライン戦線」に送り込まれるのであった。


実際の話の流れとしてはまず「ライン戦線」での戦闘から始まります。
幼女でありながら魔導士として、将校として駆ける姿はかっこいいです。
ここまで読んでいただいて言うことではないんですけど、
もしまだ幼女戦記1話をみてないのであれば、予備知識無しで見て
世界観を掴んでほしい!ってのが僕の望みです。
最初からとっても面白いよ

 


◆エレニウム九五式◆

時は少しさかのぼり、士官学校の実地観測演習にて
不幸にも彼女は敵との遭遇戦に移行してしまう。
逃げれば敵前逃亡で死罪、交戦しても多勢に無勢という状況下で
彼女は見事敵機を撃墜に成功する。
この功績が認められた彼女は「銀翼突激賞」を受賞することとなる。
優秀な魔道士官として認められた彼女は帝都の戦技教導隊び配属される。
後方勤務と喜ぶ彼女だが、その主任技師であるシューゲル
開発のためならば人的犠牲も厭わないマッドサイエンティストであり
新型演算宝珠エレニウム九五式の実験は失敗続きであった。
テストの中止を訴える彼女を気にもしないシューゲルに命の危険を感じ
技術局に転属願を提出するが、、、


まず演算宝珠っていうのは魔導士にとって魔道を行使するために必須の
道具なんですよね。エレニウム九五っていうのは従来よりも圧倒的な
性能を誇る一方で、安定性に欠け理論上最強だけど実用は無理って
彼女も結論付けてたんですよ。けどアニメを見るとわかるけど存在Xの
介入によって奇跡が起こっちゃうんですよねえ。。。
この事件のあと彼女はエレニウム九五式を使うようになって
「ライン戦線」で数々の成果を上げるってことです。
ちなみにデグレチャフはこのライン戦線での活躍からネームドとして
扱われ、”ラインの悪魔”と呼ばれてます。
ちなみにアニメ1話における彼女はこの事件後のエレニウム九五式を
装備した状態で戦ってますよ!この時間軸だとエレニウム九五式を
扱うことができるのはターニャ・フォン・デグレチャフだけです!!!

 

◆独立二〇三航空魔導大隊◆

帝国参謀本部の要請によりデグレチャフ大隊長とした遊撃航空魔導大隊が
発足される。これは軍大学在籍中のデグレチャフの発案を、帝国軍参謀本部
戦務参謀次長であるゼートゥーアが実現したものである。デグレチャフ本人としては
自分が当の大隊所属になるなど思ってもおらず、軍大学卒業後のゼートゥーアとの
会食でその事実をしり、後方勤務ではなくまた危ない前線にでることになり絶望する。
大隊の編成にはデグレチャフが従事したが、集まる魔導士官のレベルが低いことを理由に
編成を遅らせていた。魔道士官のレベルの低さを目の当たりにしたゼートゥーアは
デグレチャフの進言を飲み、魔道士官の再教育を許可し、デグレチャフ
脱落兵を出すために厳しい訓練を課すのだが、デグレチャフに恐怖した士官たちは
必死に食らいつきデグレチャフの訓練を達成した。
編成完了後、大隊はダキア大公国やオース・フィヨルドにて戦果を挙げ続け、、、


この独立二〇三航空魔導大隊なんですけど、所属している士官たち(特に部隊長クラス)がみんな
他国のネームド並みに強いんです!!!デグレチャフはさっきも言ったように
レニウム九五式を使ってるんですけど、ほかの隊員たちはこのエレニウム九五式の
ダウングレード版であるエレニウム九七式を使用してます!
そもそもエレニウム九五式はデグレチャフ専用でデグレチャフ以外が使うと相変わらず
安定してないんで、出力は抑えたけど安定性あるよっていう九七式が部隊のデフォ装備ですね。
つまり他国の魔導士との戦闘で圧倒的アドバンテージがあります!!!
より高い高度への飛翔が可能ですし、デグレチャフ地獄の訓練に耐えた彼らが
演算宝珠でもよりハイスペックなもの使ってるんだから、そりゃ無敵ですよ。
だからこそ大隊には無謀とも呼べる作戦の指示がくるんですけど、デグレチャフはことごとく
それらを大隊を率いてクリアしてくんだから、隊員もデグレチャフ教かのように信仰してます笑

 


◆メアリー◆

フィヨルド攻防でデグレチャフに撃墜された協商連合のアンソン・スー大佐。彼がデグレチャフ
ノルデンにて一度デグレチャフに敗れていたアンソンだったが、フィヨルドに再び現れた
「ラインの悪魔」に対して決死の覚悟で突撃するがデグレチャフに返り討ちに遭い、娘のメアリーが
プレゼントとしてくれた短機関銃も奪われてしまう。
父の死を知ったメアリー・スーは父を奪った帝国を憎み、合衆国義勇兵に志願兵として加わった。
戦地でデグレチャフと会敵した際に、デグレチャフが彼女が父に送った短機関銃を所持していることから
デグレチャフが父の仇であると知る。存在Xに力を与えられたメアリーはデグレチャフの前に現れるのだった、、、


アンソン・スーとメアリー・スーはこの作品において敵側のエース的存在です。
メアリーが初めて出てきたときは、軍人の父を送り出すただの小娘だったんですけど、
父の死を知り憎しみを抱き、デグレチャフが父の仇であると知ったときのメアリーの表情や
感情というのは、本当によく描かれているなと思いました。
アニメではメアリーの描写は少ないんですけど、映画ではメアリーがメインの適役としてでてきます。
(帝国を、デグレチャフを主人公として捉えたらですけど)
この作品がメアリーサイドから描かれていたほうが王道であると感じるくらいデグレチャフって
悪の親玉感すごいんですよね笑

 

 

今後小説の方も読んでいきたいと思います!
その時はそちらのレビューもするのでお楽しみに、、、!!!